今井智大と原子力(その3:ウランの濃縮)
おうおう、原子力魔法中年でおなじみともにゃんこと今井智大様っす。
みんな今日も元気にやってっか?
今回も、大好評の原子力シリーズ第三段をお届けしちゃうぜ。
今までのシリーズを見てないって人は、そっちから見てくれよな。
imaitomohirokun.hatenablog.com
imaitomohirokun.hatenablog.com
じゃぁ~前回のおさらいをするぜ。
核分裂大好きウェイ系陽キャのウラン235と、そうじゃない陰キャのウラン238があるってことは大丈夫だよな?
陽キャの方は原子爆弾に、陰キャの方は原子力発電所に使われるっつーわけ。
ここまではみんなついてきてっか?
ほんじゃぁ、今日は原発にフォーカスして説明していくぜ。
おれっち平和主義者だから原爆については各々調べてくれよな。そのうち解説するかもしんねーけど。
原子力発電所の燃料は、何度も言うように陰キャウラン238が9割以上含まれていて、陽キャウラン235は4%ぐらいしか入ってないんだわ。
じゃあこの燃料ってどうやって作ってるかってことを今日は説明してくぜ。
ウランってのは、天然に普通に存在する物質なんだよな。ウランって人工的にできた物質って勘違いしてる人も多いんだわw
オーストラリアとかカザフスタンなんかはウランがいっぱいあるんだよな。
そういうところでウランを採掘すんだけど、実はな、その採掘したウランがまさに陰キャパラダイスつーことよ。
ほっとんど陽キャウラン235が入ってねーんだよ。さっき燃料には4%ぐらい入ってるつったけど、天然のウランには1%以下しか陽キャが入ってねーんだよな。
こうなると、さすがに核分裂しなさすぎるっつーことで、濃縮っつー作業をするんだわ。濃縮をすると、なんと陽キャ割合がさっき言った4%ぐらいになんだよ。これを低濃縮ウランっつーんだわ。
こうして、原発で使う燃料ができるっつーわけ。
濃縮には遠心分離機っつーのをつかうんだけど、このへんはまた詳しく解説してやるぜ。
で、ちなみに、もっともっと濃縮すると原爆で使うような陽キャウラン235だらけのウランができちまうだろ?高濃縮ウランっつーやつだな。
よくイランとか北朝鮮がウランを濃縮がどうのこうのってニュースで騒いでるだろ?あれはまさにこういうことなんだわ。高濃縮ウランを作り始めるなんてどうかんがえても平和利用じゃねーからな。
っつーことで、おれっち今日も熱くなっちまったから、続きは次回すんぞ。
今日は原発の燃料がどうつくられてっか、みんなよくわかったよな?
実際はもっと複雑な工程を踏んで燃料になってんだけど、今日はかなり端折ってるから、おれっちみたいなマニアのみんなは勘弁してくれよな。初心者むけでこうしてんだからよ。ヒノマルゲンパツPAのみんなも黙っててくれよ。
ほんじゃー。